DCプランナーは切実で身近な問題を扱っています。それを実感していただくために試験問題をご紹介します。問題である質問がそのまま相談内容となっていることがわかります。
交通事故賠償の計算で使用されるライプニッツ係数は、頻繁に参照される現価係数表から簡単に算出できます。年5%の運用利率で計算された現価係数の合計値です。
この相談は、依頼者や顧問先から相談を受けたときのサービスとして提供しております。
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■試験問題にみる相談例
第4問 次の設例に基づいて、下記の各問 <問40〜問42>に答えなさい。
Aさんは小売店を営む30歳の自営業者で、最近、老後への備えの必要性を感じはじめている。
以前から国民年金基金は知っていたが、新しく導入された確定拠出年金の個人型年金にとくに関心がある。Aさんの希望は、60歳以降の生活資金として年間400万円を20年間確保することである。これを賄うために、妻と合わせた基礎年金の年間150万円だけでは不足するので、個人型年金を利用して原資を確保することを検討している。また、Aさんは、現在、これとは別に老後資金用として銀行預金で500万円を蓄えている。
(第2回DCプランナー認定試験より)
●問40 確定拠出年金の個人型年金を国民年金基金と比較した次の記述のうち、誤って
いるものはどれか。
1)将来の給付額は、国民年金基金では掛金の水準によって自動的に決まるが、個人
型年金では掛金の運用実績によって変動する。
2)個人型年金も国民年金基金も、原則として給付の受取りは60歳到達時からとなる。
3)給付の受取り方法は、個人型年金では年金または一時金での受取りも可能である
が、国民年金基金では年金(終身年金に加えて有期年金)のみとなる。
4)個人型年金も国民年金基金も、年金として受け取る場合には、雑所得として公的年
金等控除が適用されるなど税制面で優遇されている。
●問41 Aさんが希望する年金を確保するために、公的年金と銀行預金に加えて、個人型
年金で60歳までに積み立てる必要のある原資について、最も近い金額は次のどれか
(銀行預金の運用利率、年金計算の利率ともに2%と仮定すること。)
1) 3,264万円
2) 4,512万円
3) 5,765万円
4) 6,671万円
●問42 問41で求めた必要原資を確保するために、Aさんが、これから30年間、個人型年
金に拠出する必要のある金額から税額負担を控除した、実質的な年間の掛金の額に
最も近い金額は次のうちどれか(実質的な掛金の負担を計算する際には、所得控除に
よる所得・住民税の減少する分だけ、掛金負担が減ると考えること。また、個人型年金
における掛金の運用利回りは2%、Aさんの所得・住民税率は併せて15%とし、Aさん
には所得控除を利用できる十分な課税所得があるものと仮定すること。)
1) 54万円
2) 67万円
3) 79万円
4) 97万円
■関連の法律
・確定拠出年金法(平成13年)
・確定給付企業年金法(平成13年)